美味しい+コスメとしても使える自然の恵。

2月のあの恐ろしいほどの大雪は何だったのか。と思うほど暖かくなった今日この頃。 前回のブログ更新直後から何かと色々な不幸やかなり凹むことが立て続けにあり、相当落ち込んでいたんですが、なんとかその嵐も去った感じで、久し振りにブログ。

藤野に住んでもう2年半になるのですが、今まで気がつかなかったことに今年は気付きました。それはまず、「食べられるものが沢山生えている!」ということ。 今年は有り難いことに大量に筍と蕨を食べています。色々とお世話になった方達に配らせていただいたのですが、それでも食べきれず。。。主人とは、「今日も筍と蕨だね」という会話が続いています。(今も、です。。。)

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こちらは、よもぎ。昔、東急ハンズで乾燥のものが売っていて買おうかと悩んでいた頃が懐かしい。そこらへんの雑草と一緒に生えているので、今年初めて摘んで、灰汁抜きをして保存しました。あとは、お茶にしても飲めるみたい。

椎茸も地元の方から大量にいただきました。こちらは、ほぼ全部乾燥椎茸にして現在いい感じに保存ができてるのですが、やっぱり難しいのが最高に美味しいんだけど水々しくて保存にコツが必要な筍。 昔、母の実家(京都)から祖母が上手に瓶詰めにして送ってきてくれていました。私も見よう見まねでやってみたのですが、恐らく失敗。瓶詰めして約2週間なのですが、既に水が濁ってきていて、中には怪しい白い物体がふわ〜りと浮いている。う〜ん、難しい。大好きだった祖母からもっと色々と教わっておければ良かった、そして教わったことをもっとメモしておけば良かった、とまだまだ食材保存の素人の私は思うわけです。

そんな風に悩んでいたら、素敵な本に巡り会いました。数年前の私は料理さえも本当に疎かだったので、全く興味を持たなかっただろう、と思われるタイプの本です。でも、今は本当に興味津々!なんだこれは!素敵!美味しそう!とよだれが出ます。そして、市販の化粧品いらないじゃん!と肌荒れも治りそうなレシピも沢山掲載されていてワクワクしています。

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発想が最高。お米のとぎ汁を化粧水として使ったり、卵の殻に残った白身は実はお肌に良いらしいので塗ってみたり。今まで捨てていたのがもったいない!使えるものがこんなにあったんだ?と感動。

今でも仕事やプライベートで東京に出るし、個人的には都会から受ける刺激も大好きだけれど、自然が多い所に住むようになって学んだ事は本当に多いです。

新しい感覚と言うのが正しいのかな?とっても新鮮です。

野花に夢中!ナンプラーにも夢中?

最近、舟久保(今度家を建てる予定で、今は畑と鶏飼育をさせてもらっている藤野内の集落)で咲き出したお花。少し摘んで、花瓶に入れて家で飾ることにしました。

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紫のつぶつぶしたのは「ムスカリ」。もうひとつの奇麗な六角形の花は「ハナニラ」らしいです。優しい香りが漂ってきます。

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こちらは、「サンシュウユ」という花だと思います。地面に生えているのではなくて、木の枝に咲いたものです。結構立派に見えます。

実は、娘もお花が大好き。最近、天気のいい日には舟久保でよく散歩をするんだけれど、お花を見て指を指しているので渡してあげると、とっても嬉しそう。女の子だなあ。

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しばらく遊んだら、だいたい私に笑顔で渡してくれるパターン。たまらん!!

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鶏も好きで、ぐんぐん自分から歩いて鶏を指差しています。鶏さんにちょっとくらいつつかれても物怖じない、なかなかタフな女子。(^^;)

そして今朝の出来事。少し目を離したらキッチンで何やら楽しそう。見てみると、ナンプラーやらごま油のボトルがゴロゴロ。しまいには、シャンプーをしている「ふり」をして、ナンプラーを髪の毛に。。。

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全身ナンプラーの匂いがプンプンしていました。それでも嬉しそうなので、OK。ゴクゴク飲んでいたりしたらさすがにまずかったけど。。。

意識してみないと、相手の視点ではなかなか物事は見えないもの。娘の視点で物事をもう少し見ようと思って、さっきキッチンに寝転がってみたら、そりゃあ、これらのボトルが「おもちゃ」に見えること。大人のせいでした。

あと、お花だって、私が「お花だよ」と言わなくても、自分からキャアキャアはしゃいで喜ぶ娘。自然に、自然の良さがわかってる。子どもは賢い。

彼女の純粋な視点をもっと意識しながら、身の回りを見てみようと思わされる出来事でした。

 

春が来た!土作りと苗の準備。

いやあ、夜、湯船に浸かってたりなんかすると、「あ〜ブログ書かなきゃ」なんて思うんだけど、風呂から出たらもう寒すぎてパソコンは開く気にならない。で、携帯から書こうと思ったらWordpressにアクセスして書きづらい。な〜んて全部完全に言い訳です。単に怠けてました!!

でも、今、こうやって窓を開けても風が暖かく朝日が眩しい。小鳥は鳴いているし、娘は自分でご飯を食べようと頑張っているし、主人は掃除機をかけてくれてるし、なんて平和な朝なんだろう。お彼岸の「お中日」である今日、多分私たちの生活を見守ってくれているご先祖さまがいるんだろうなあ、なんて思ったりして、有り難い気持ちでいっぱいになります。日々、感謝の気持ちを忘れないようにしないとなあ。

さて、2月にあった二回の大雪の雪はやっと藤野でもほとんど消え、春に向けてへの準備が始まりました。まずは自家製堆肥(有機物を微生物によって完全に分解した肥料)の準備から。

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約2年半前、藤野に引っ越して来た時から使っているミミズコンポスト。当初、主人が「ミミズを飼おう♪」と言った時に、元都会っ子の私は本気で「イヤがらせ?!」と思って泣き出してしまった頃が懐かしいです。今となっては完全に笑い話。

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捨てられていた浴槽を再利用して、ミミズさんたちをこちらに移動させることに。これで住処がもう少し広くなるし、排水用の穴からはworm teaという栄養たっぷりの液体肥料が漏れてくるので、それをキャッチして畑で使います。

そして、家の裏庭の土を改善。ボウボウに荒れていた土地に段ボールや麻袋を敷き、その上に堆肥、おかくず、藁などをたっ〜ぷり敷きます。

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さて、土の準備が出来たてきたので、次は苗です。先日、娘に種を植えた苗を大量にひっくりかえされる事件がありました(涙)が、主人はめげずにサクサクと苗を新たに準備していました。今準備をしている苗はアスパラ、ケール、ルッコラ、水菜など。

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写真の左下に移っているのがsoil blockerといって、苗を入れるための土の固まりを作るための道具。これで、ホームセンターで売っている小さい黒い苗用プランターを使ってゴミが出るのを避けられる。

実は今回写真で写っているのは全てうちの裏庭の写真で、舟久保ではありません。ほとんどの苗は育ったら舟久保に持って行って植えますが、それ以外の毎日、そしてすぐに使うような緑の野菜(ハーブ類や上記に述べた葉っぱ系の野菜)は、使う頻度が高く鮮度が落ちやすいのでzone 1 (パーマカルチャー的に言うと、生活空間から一番近い場所)に置いて、裏庭で栽培する予定です。芽が出てくるのが今から楽しみ!

wwooferのシルビオ君、有り難う!

しばらくご無沙汰してしまったブログですが、今日は明日、日本を発ってしまうシルビオ君というwwooferについて書こうと思います。

正直、1年くらい前までwwooferという言葉さえ、知りませんでした。wwooferとは、World Wide Opportunities on Organic Farmsの略で、簡単に言うと、住まいと3食をこちらで提供をすれば、無償で有機農園のお手伝いをしてくれる人の事を言います。ひょんなことからウチで昨年9月からwwoofすることになったシルビオ君。東ドイツ出身でオーストラリアに長くいて、アボリジニとも過ごした事がある、裸足の36歳。

一癖二癖あるけれど実はかなりいい奴で、本当に働き者で、この約4ヶ月間、彼が居てくれたことで私たちは色々と助かったし、畑の作業もはかどりました。

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よく、「娘に朝ご飯をあげてもらっていい?」と頼むと椅子から飛び上がって喜んで食べさせてくれていました。

正直、家族でもない、(元々は)友達でもない初対面の男性が、3食うちでご飯を食べはじめて、うちのトイレとお風呂をほぼ毎日使うということで、おチビの娘がいる私は最初は警戒心もありましたが、食欲が半端無く旺盛だという点以外は、我々の今の生活の中では彼がいることで助かる面の方が多く、そのうちくだらないジョークを言い合える仲間(?)のような不思議な存在になっていきました。

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うちの主人と一緒に大量の馬糞の山を移動させている様子。

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この間の地域のお祭りの際も色々とお手伝いしてくれました。お礼に、宴会の残った料理はほぼ全てシルビオ君のお腹の中にいきました。笑。

元々wwooferを受け入れる姿勢があまり整っていない状況だったのですが、長年のwwoof生活で彼は鍛えられている彼はかなりメンテナンスがかからず、例えば小腹が空いて我慢出来ない時は自分で食べられる物を山に探しにいってそれを調理して食べていたようです。それだけでなく、ありとあらゆる空きビンや裏紙や段ボールを再利用したり、持っている服なども最小限だったり(wwoofをしていると移動が多いので最小限にしているらしく)、真冬になる前までは川で水浴びしていたり、スプーンやボウルも自分で木で彫ったり、お金がかからないライフスタイルを目の当たりにした気がして、自分のライフスタイルについても考え直す機会を与えてくれました。まだまだ自分は甘いな。。。と思う事、多し!!自分ももっと工夫してみようかな。

3ヶ月後また日本に戻ってくる予定だけど、今まで以上にまたタフになって戻ってくるんだろうな。良い旅をして来てほしいです。(^^)そしてこの4ヶ月間、有り難う&ご苦労様でした。

 

 

2014年。徐々に、確実に起こるシフト。

あっという間に2014年ですね。皆さま、明けましておめでとうございます。

2013年を振り返り、そして2014年になって思う事は、いかに物事は徐々に起きるか、ということ。自分の親としての自覚もやっと1年たって、確実に出てきた気がします。夢の中で、娘が泣きながら私を追っかけてくる夢だったり。。。冷や汗をかきながら起きました。(^^;;;;)

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私がこの子をちゃんと守ってあげなきゃ、サポートしてあげなきゃ、と心底思います。特にまだまだヒヨコの間はね。そして大人になったら、ちゃんと対等に扱ってあげて色々と尊重してあげて、一緒に時間が過ごせるようになりたいなあ、と思います。

神奈川県の旧藤野町の舟久保という集落で色々と活動(=パーマカルチャー的な畑をやったり、ニワトリを飼ったり、本格的なコンポストを作ったりなど)を始めてから約1年。少しずつだけれど色々と学び、前進できていると感じます。とはいえ、全ては一度に動かせわれる訳ではなく、多くの人の協力とサポートがあってこそ可能になるわけであり、少しづつの前進です。それでも、これからも物事をポジティブな方向へ持って行けるよう、2014年も努力を惜しまず、忍耐力を身につけて、しっかりと周りの方達からも信頼を受けたうえで、コミュニティーに馴染んでいければと思います。

私たちの出来る範囲でシェアできる情報、持続可能な生活や農業の豊かさに関する体験などこれからも書いていこうと思います。

今年も随時、主人と私でブログをアップしていく予定です。これからもどうぞよろしくお願いします!

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顔を真っ赤にして温泉に入っているお猿さん達と写真をパチリ。今年も皆さんにとって良い1年でありますように!

納豆菌を育ててみよう!

先日、地域の方々と納豆を作る機会がありました。

日頃から当たり前のように食べている納豆。そっか、作れるんだよね、買わなくても。。。と、またもや当たり前の事を思いながら現地へ向かいました。

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まずは藁(わら)の脱穀作業からスタート。この藁は、森部(持続可能なコミュニティーを目指す、藤野トランジションタウンのワーキンググループの1つ)の方達が、最近まで雑木林になってしまっていた所を田んぼに戻してお米を作って出来たものです。素敵ですよね。

納豆を作る部分ばかりに気を取られていたら、その納豆を包む(+納豆菌が住んでいる!)藁(わら)をまず、脱穀するとのこと。そこから始まるのかあ、としみじみ感じながら空いた牛乳パックの口のところに稲を入れて押さえて引っ張ると、見事に籾殻(もみがら)ところがパックの中に溜まっていきます。作業もそんなに苦ではありません。それどころか、作業しながら色々な会話に花が咲きます。昔の人は、こういう時間は手も口も動かして、一種の平和な社交タイムとして過ごしていたのかなあ、なんて勝手にタイムスリップして想像してしまいます。

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ある程度まとまったら、両端を縛って納豆を入れるコクーンを作ります。

さて、先程少し触れたように納豆菌自体が藁に住んでいるようで、それはある一定の時間、藁を煮沸することによって他の菌は殺してそれだけ生き残れるらしいです。そこに大豆を入れて、40度くらいに1〜3日保つことによって醗酵され、我々がいつも食べているあの美味しい納豆は出来るそうです。

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煮沸中。この段階までに持っていくのに実は結構時間がかかりました。(藁の準備はなかなか大変なものです。)

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煮沸後、少しぐったりしています。いい感じです。大豆を入れる直前の姿。

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この大豆も確か近くの地域で作ったもの、とおっしゃっていたはずです。(すみません、ちゃんと話を聞いていなくて。。。)

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藁の中に収まった大豆の姿。もう納豆の匂いがしてきそうです。

私も藁を一ついただき、その中に大豆を入れこみました。なんか寒い冬に備えて、大豆さんたちを温かく包んであげているような気分でした。

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これが私の納豆。豆が入っている真ん中の部分は、ビニール袋で包んで、温めながら持って帰りました。

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家に着いてからは、熱湯の入ったペットボトルと共に発泡スチロールの箱に入っています。ちょっと長すぎたようで曲がって入れているので変なエビみたいな姿になっています。アハハ。

1〜3日間醗酵させる、と今回このイベントを実行してくださった方がおっしゃっていたので、とりあえず暫く家で出来上がるのを待つ事にします。

それにしてもこの感覚、昔、フイルムカメラで写真を撮って、現像するまでワクワクして待っていた時の感覚と似ていると感じます。

持続可能なライフスタイルを追求してみると、なんか懐かしいことが沢山よみがえってくる気がします。私たちが最近、忘れそうになっているような事、と言ったほうが正しいかな。

今まで考えてもみなかった、野菜の流通について。

先日、都内に行く前に主人に「ワカモレ(メキシカンのディップ)を作りたいから、パクチー(別名:コリアンダー、香菜)を買ってきて。」と言われた。確かに冷蔵庫の中にもう少しで駄目になりそうなアボカドが3つゴロゴロしている。使わなければコンポストに直行してしまう。

ということで、都内の某スーパーに立ち寄る。ここなら、絶対売っているはず。

が。。。

高い!目を疑うくらい。

小さな束で、480円。静岡産と書いてあって、大量に置いてある。こんな高い値段で買れるんだろうか?と思いながら主人に電話。電話は鳴るが、出ない。さて、どうしようか。こんな高い値段でも買う人がここにいるの?と思いながら、迷いに迷ったあげく腐りそうなアボカドの姿が頭を横切ってしまってこのバカ高いパクチーを買ってしまった。以下はその証拠写真。

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レジのお姉さんも、ピピっと通した後に、一瞬止まっていたけれど、それはこの値段に驚いたからだったんでしょうか。。。

その晩、主人の顔を見るなり、「このパクチー、いくらだったと思う?」と聞くと、「もしかして、290円とか?!」とわざと高めに言ったかんじ。「いや、480円。。。だから電話したのに。。。」と小声になってしまった。

その晩、ワカモレを作った私たち。でも、タイカレーの元が家にあって、それの為にもこの超高級パクチーを残すべきだったね。。。と言ったのは後の祭り。

だが!!!

翌日、藤野の地域通貨である「萬」のメーリングリストに「オーガニック便です」というメールが。そして、今回購入できるお野菜の中には数日前、東京で苦労して手に入れた「パクチー」が。

早速、問い合わせたところ、在庫はもちろんあるとのこと。気になるお値段のほうですが、100円でした。(萬の割引対象で、90円+10萬で購入が可能でした。)

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都内の某スーパーで買ったものより量があります。それよりも肝心なのは鮮度で、勿論こちらのほうが鮮度が上。採りたてなので。

そして、最初に買った、480円のパクチーの事を考えさせられました。流通の都合で仕方がないんだろうけれど、運ばれる過程で無駄にエネルギーは使われてるわ、鮮度は落ちるわ、値段は上がるわ。。。あまり良いことはない気がしてしまいます。特に、地元で同じ野菜が約5分の1の値段で手に入る場合は。

出来る限り、やはり地元で野菜を買おうと思わされる結構ショッキングな出来事でした。