wwooferのシルビオ君、有り難う!

しばらくご無沙汰してしまったブログですが、今日は明日、日本を発ってしまうシルビオ君というwwooferについて書こうと思います。

正直、1年くらい前までwwooferという言葉さえ、知りませんでした。wwooferとは、World Wide Opportunities on Organic Farmsの略で、簡単に言うと、住まいと3食をこちらで提供をすれば、無償で有機農園のお手伝いをしてくれる人の事を言います。ひょんなことからウチで昨年9月からwwoofすることになったシルビオ君。東ドイツ出身でオーストラリアに長くいて、アボリジニとも過ごした事がある、裸足の36歳。

一癖二癖あるけれど実はかなりいい奴で、本当に働き者で、この約4ヶ月間、彼が居てくれたことで私たちは色々と助かったし、畑の作業もはかどりました。

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よく、「娘に朝ご飯をあげてもらっていい?」と頼むと椅子から飛び上がって喜んで食べさせてくれていました。

正直、家族でもない、(元々は)友達でもない初対面の男性が、3食うちでご飯を食べはじめて、うちのトイレとお風呂をほぼ毎日使うということで、おチビの娘がいる私は最初は警戒心もありましたが、食欲が半端無く旺盛だという点以外は、我々の今の生活の中では彼がいることで助かる面の方が多く、そのうちくだらないジョークを言い合える仲間(?)のような不思議な存在になっていきました。

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うちの主人と一緒に大量の馬糞の山を移動させている様子。

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この間の地域のお祭りの際も色々とお手伝いしてくれました。お礼に、宴会の残った料理はほぼ全てシルビオ君のお腹の中にいきました。笑。

元々wwooferを受け入れる姿勢があまり整っていない状況だったのですが、長年のwwoof生活で彼は鍛えられている彼はかなりメンテナンスがかからず、例えば小腹が空いて我慢出来ない時は自分で食べられる物を山に探しにいってそれを調理して食べていたようです。それだけでなく、ありとあらゆる空きビンや裏紙や段ボールを再利用したり、持っている服なども最小限だったり(wwoofをしていると移動が多いので最小限にしているらしく)、真冬になる前までは川で水浴びしていたり、スプーンやボウルも自分で木で彫ったり、お金がかからないライフスタイルを目の当たりにした気がして、自分のライフスタイルについても考え直す機会を与えてくれました。まだまだ自分は甘いな。。。と思う事、多し!!自分ももっと工夫してみようかな。

3ヶ月後また日本に戻ってくる予定だけど、今まで以上にまたタフになって戻ってくるんだろうな。良い旅をして来てほしいです。(^^)そしてこの4ヶ月間、有り難う&ご苦労様でした。

 

 

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